Board
Shop
ボードショップ
パウダーを滑る準備は
バートンの旗艦店で。
1977年にアメリカで創業したバートン。そこからこれまで50年近く、スノーボード一筋で、革新的なプロダクトを産み出し続けている。その旗艦店が、2020年に札幌の大通りエリアに誕生した。スキー場へ行く前に、まずはここを訪れて、用具の準備をするのがいいだろう。ウェアや小物類をはじめ、ボードやブーツ、バインディングなど、スノーボードを楽しむためのものがすべて揃っている。
ちなみに、旗艦店は日本で4箇所しかない。そのなかでも同店にしかないサービスがある。それが、日本初となる「テストライドセンター」というもの。
本サービスがどういったものかというと、〈バートン〉のボードやシューズのレンタルができるサービス。安くない用具を、購入する前に実際に雪山で試せるのだ。
すぐそばにフィールドが広がる札幌ということだけあって、スタッフたちは百戦錬磨のスノーボーダーばかり。初心者も玄人も、スノーボードにおける悩みや相談は、まずはスタッフに聞いてみるといい。
ここからは、札幌の旗艦店の店長・酒井さんのショートインタビューをお届け。おすすめのモデルや、パウダーにはどんなものが最適なのかを聞いてみた。
専門店だからこその専門知識。
ー〈バートン〉はパウダースノーに適したモデルも多いですが、どういったものが人気なんでしょうか?
酒井:最近だと、ボードの長さが短くて太いものが人気ですね。そして、取り回しがよくて浮力が高いモデルがよく売れています。
ー先端が尖っているほうが、浮力が上がるんでしょうか?
酒井:一概にそういうことではなくて、尖っているものはパウダースノーに入ったときに、切り裂いて進んでいくようなイメージ。船を想像いただけるといいと思います。逆に、四角いものは雪を押さえつけるようなイメージですね。なので、どちらかというと滑り心地の好みの違いという感じ。ただ、先端が短いものは圧雪された斜面は滑りやすいですが、どうしても浮きが弱くなってしまったり推進力が弱くなるので、パウダーも滑れなくはないんですけど、快適には滑れないという。
ーボードの種類が本当に多くて、迷ってしまいますよね。
酒井:目的によって違ってくるんですよね。パウダーで浮遊感を求めたい人用のものだったり、ジャンプに特化したものだったり、フリースタイルに適しているものがあったり。もちろん、オールラウンドのモデルもご用意はあります。
パウダー専用のボードは、パウダーがない日だとなかなかその浮力を活かすことができないんです。なのでメインはオールラウンドのもの、セカンドボードとしてパウダー用のように、数枚持っている人も多いんですよ。
ーそれらの滑り心地を、札幌の店舗だと「テストライドセンター」を使って試せると。
酒井:そうです。今年のラインナップをすべて取り揃えているので、まずは試してから購入する、という方も多いですね。一度、パウダーを滑ってみたいと利用する方も多いです。〈バートン〉のSTEP ON®もお試しいただけますしね。
ーSTEP ON®とは、どういったものなんですか?
酒井:ストラップのない着脱システムです。いままでは、ストラップでガチャガチャと着脱していたと思うんですが、STEP ON®はブーツのヒールクリートをバインディングのヒールバックルに合わせるよう踏み込んで、次に、つま先側に重心を移動させてトウの両サイドを固定すると、あっという間に装着が完了するんです。
ーSTEP ON®の最大の魅力は、着脱の簡単さということでしょうか?
酒井:それに加えて、たとえば他社さんでも似たようなシステムのものが販売されていますけど、私たちのSTEP ON®は、ブーツもバインディングも、軽量化できるんです。
ーたしかに、持ってみると本当に軽いですね。
酒井:なので普通のブーツのような履き心地で、オフのときもまったくストレスがないんです。もちろん、パウダースノーにもガンガン使っていただけますし、初心者も玄人も関係なく、おすすめですね。
ーありがとうございます。ブーツで言うと、売れ筋はどのあたりなんでしょうか?
酒井:STEP ON®のフォトンというモデルが1番人気ですね。
ー在庫も品薄と聞きました。購入するタイミングはいつ頃がおすすめですか?
酒井:12月のハイシーズンになると、欲しいものがない、という状況になってしまうので、なるべく早めに購入いただくのがいいかと思います。旅行者の方で、〈バートン〉のプロダクトを試したいということであれば、「テストライドセンター」をご利用いただけるといいかなと思います。
ー本州の雪に慣れていない人たちは、スキー場へ行く前に、一度訪れて相談するのがよさそうですね。
酒井:ビギナーで何を買っていいかわからないという方も、私たちは専門店なので、いろいろアドバイスできることがあると思います。もちろん、エキスパートの方で、パウダーボードを求めてこられる方にもよりよい提案ができると思うので、ぜひ、足を運んでいただけたらうれしいですね。
Burton Sapporo Flagship Store
住所:北海道札幌市中央区大通西3丁目4
明治安田生命札幌大通ビル1・2F
電話:050-3506-6133
時間:11:00〜19:00
www.burton.com/jp/ja/stores
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