バートンギア

バートンの名作ボードCustom

初心者からオリンピッククラスの選手まで、ユーザーがとにかく幅広い。よっぽど専門的な滑りをしない場合は、「Custom」を購入しておけば間違いなしです。ちなみに「Custom」はメンズの名称。ウィメンズモデルの名称は「Feel Good」です。

その特徴はオールラウンドでバランスがよいこと。ノーズとテールが反り上がり、板の中央が浮いたシェイプになっています。そのため反発力に優れ、エッジも効きやすくターンも容易。また、どんな地形や雪質にも対応できるのも魅力のひとつ。なだらかな斜面でも凸凹でも、パウダーでも圧雪でも、問題なしです。
ほかにも、とにかくたくさんのバリエーションがあるので、詳しく知りたい方はこちらをチェック。

かゆいところに手が届く
バートンのウエア。

汗を吸い速乾性のある肌着（ベースレイヤー）に、体を温めてくれるフリースやダウンなどの中間着、その上に雨風を防いでくれるアウター（シェルジャケット）。
このように、スノーボードのウェアは重ね着（レイヤリング）が基本です。そのほうが格段に温度調整がしやすいからです。気温が高い日は中間着を薄手のものに変えたり、汗をかきすぎたらベースレイヤーを着替えたりすることで、常に衣服内を快適な状態に保てます。
「バートン」はベースレイヤーからシェルジャケットまで、多くのラインナップがありますが、なかでもハイパフォーマンスライン「ak」のシェルジャケットがとにかく優秀。
デザイン性の高さやGORE-TEXをはじめとした防水透湿素材を使用していることに加え、服のなかにこもった熱を外へ逃してくれるディティール（ベンチレーション）や、滑走時に舞い上がった雪が衣服内に侵入しないよう設計されたパウダースカート、グローブをしたままでも開け閉めできるよう工夫されたジップなど、こだわりがいっぱいです。

スマートフォンを入れるポケットも感動するギミックのひとつ。
北海道の雪山は0度を下回っていることがほとんどで、その場合、スマートフォンを外側のポケットにいれておくと、極端に充電の減りが早くなったり、動きが鈍くなることがあります。しかし「バートン」のウェアは内側に専用のポケットを完備。ここに収納しておけば体温によってスマートフォンが冷たくならず、いつでも快適に操作できます。
それもこれも、製品を開発する際に、スタッフたちが何度もフィールドでテストしているからなせる技です。ほんと、かゆいところに手が届く機能が満載なのです！

顔まわりのあらゆる問題を解決する、
anonのマグネットシステム。

いまではレースやバックカントリーのみならず、ゲレンデを滑るときにもヘルメットをかぶることが当たり前になりつつあります。特に欧米では、かぶっていない人のほうが少ないほどです。
頭を保護してくれるそんなヘルメットですが、かぶることによっていろんな干渉が生まれてしまうもの。ヘルメットがあることでゴーグルの着脱が面倒になったり、その影響でレンズが曇りやすくなってしまったり…。そんな諸問題を解決してくれるのが、「バートン」からリリースされているシリーズ「anon」のマグネットシステム。

まずは「anon」のゴーグル。一般的なゴーグルはフレームとレンズが一体になっていますが、「anon」のそれは、レンズだけ取り外すことができます。ここに使われているのがMagna-Tech®という、マグネットシステムです。マグネットでレンズがくっついているから、たとえレンズが曇ってしまっても、転んでゴーグルのなかに雪が入ったとしても、レンズだけをパカっと取り外して、サッと拭いてあげることができるんです。わざわざゴーグルをヘルメットから取り外さなくてもいいというわけ。
上級者になると、スペアのレンズのみをポケットなどにストックしておいて、曇ったら付け替えてしまう人もいます。

また、北海道のような寒冷地では欠かせないフェイスマスク。それも「anon」シリーズのゴーグルと組み合わせればマグネットで着脱可能です。ゴーグル下部とフェイスマスクの上部にマグネットが仕込まれているから、片手でくっつけたり、外したり。
ランチのときはもちろん、リフトに乗っているときにもできればマスクは外したいもの。とはいえ従来のものであれば、外すのが面倒だからと我慢することもあったはず。それも「anon」であれば一瞬です。
それぞれは小さなストレスかもしれないですが、「anon」があるかないかで、雪山で過ごす時間はぐっと豊かになります。

Step On™ がもたらす、
より快適な
雪山体験。

スキーと違って、スノーボードはリフトに乗るときに板を外さなければいけないし、リフトを降りたら再度、装着しなくてはいけない。その作業を億劫に感じている人は少なくないはず。ただ、〈バートン〉の革新的なシステムであるStep On™であれば、そこにかける時間も手間も、かなり短縮できるのです。

従来のバックルで留めるものではなく、踵とつま先についたパーツによって、まるでスキー板のように簡単に履ける。つま先を入れ、踵に体重をかけてあげるだけでガチャっとはまるんです。たったこれだけ。

ブーツを外すときは、ビンディングの側面についたレバーをあげて、足を抜いてあげるだけ。慣れてしまえば本当に一瞬です。

ブーツもStep On™専用のものになっていて、履くときは足をいれてマジックテープで留める。そこからインナーをしめて、最後は外側を。二重でしめることでフィット感も抜群にいいんです。